相変わらずお掃除が続いております。今回はその最中に発掘された品をご紹介。なお、ご紹介する程のものではないことを予めおことわりしておきます。虚無。
特急あさま号の乗車位置案内板。「あさま」といっても新幹線ではありません。在来線特急時代の物です。
信越本線横川〜軽井沢間の廃線後、横川運転区跡に開設された碓氷鉄道文化むらで売られていたのを親にねだったものだと記憶しています。
手元にある97年3月の時刻表を基にあさま2・24号の共通点を探ると、両列車のみ大屋に停車するということが判りました。恐らくこれは大屋駅に設置されていたものでしょう。
開設されたばかりの文化むらでは用途廃止となった鉄道部品の販売イベントを行っていました。中には189系先頭車をタダ(輸送費別)で譲ります、なんてものもあったような。週末には横川行きの臨時列車も多数運転され賑わいをみせていました。私も多分に漏れずモントレー色の165系に揺られて横川を訪れたのでした。
それから刻は経ち…私は鉄道部品に興味をそそられる人間にはなりませんでしたので、この乗車位置案内板が私の所有する数少ない鉄道部品だったりします。が、今になって思います。想い出が形として手元に残っているのはロマンがあっていいですね、もっと買っておけばよかったかな…なんて。