伝送不良

きょうも言葉が伝わらない。

夏コミに向けて準備して良かったもの

 夏真っ盛りのお盆休みに開催される夏コミ。年々暑さが厳しくなっていますが、そんな中で少しでも快適に参加できるよう、C104ではいくつかのアイテムを用意し使ってみましたのでご紹介します。

 

 なお、今回を含め、当ブログでご紹介する製品の使用感などについては、すべて私見に基づいた個人の感想であり、一切の性能や品質を保証するものではありませんので、予めご了承ください。

 

 

 

◇ミズノ クールホールドハット

 強い日差しを頭に直接浴びると、熱中症などのリスクが上昇すると言われて久しいこの頃。当然、日向での行動や長時間の待機を強いられる夏コミで対策は必須。最近巷では日傘の有効性が説かれ、実際C104においても日傘を使用する参加者が散見されました。しかし、コミケにおける傘類の使用には個人的に疑義があり、また本来であれば雨天下での傘の使用を控えるように周知してきたコミケットも、日傘ではなく別の対策を取るように要請すべきではないかとも思ったりもするのですが…。まあ、そうは言っていられない厳しい暑さと、倒れられても困るのでやむを得ない、という思惑が透けて見えなくもない訳で。話が少々逸れましたが、じゃあ日傘以外で頭部周りの暑さ対策をしたいね、となったときに考え至ったのが帽子です。

 日傘を使わない暑さ対策でお手本となるのは、登山やスポーツ、夏フェスといったところであり、スポーツ用品メーカーの製品を探し回っていたところ発見したのが本品です。

 ひとえにミズノ製品でキャップやハットといっても数多の種類が存在していますが、その中から本品を選んだ決め手は"つばの広さ"でした。日傘ほどは無理だとしても、顔や首になるべく大きく影がかかるよう、つばが広く一周している製品を、と考えたどり着いたものです。実際に使用してみると、思惑以上に顔全体が陰で覆われ、日焼け止めを使用せずとも日焼けを防ぐ結果となりました*1。この結果には大変満足しています。
 生地はメッシュ様で軽く、かぶっていても負担に感じることはありませんでした。なお、水に浸して冷感を得られる、という機能が謳われていますが、水垂れが怖くて水への浸しが足りなかったのが原因か、今回はその効果を大きくは実感できませんでした。次回はもっとしっかり濡らして使ってみようと思います。

 

◇アンダーシャツ(ロング袖・白)

 日焼けを防ぎたい、だけど日焼け止めでは汗で流れてしまい十分ではない、かといって長袖の服は暑い…。そんな悩みを一挙に解決してくれるのが、長袖のアンダーシャツです。手首まですっぽり覆ってくれるので、それがけで腕の日焼けの心配が激減。吹き出す汗もすぐさま吸収して不快にさせず、ヒートギアで冷感も得られる…。いままで使ってこなかったのを不思議に思い、後悔するほど劇的に環境を改善してくれるアイテムです。なにより感じたのは、汗まみれのオタクと揉みくちゃになり素肌を直接重ね合う不快さを一切感じなかったことです。この要素だけでも、かなり大きくストレス要素の排除に寄与してくれたものと考えています。

 選ぶ際はハイネックの白がおすすめです。ハイネックは首筋に流れる汗もすばやく吸収してくれますし、より広範囲の日焼け対策にもなります。また熱の吸収率を考えれば、黒やネイビーよりも白が好ましいものと考えます。
 なお、選択の際は、放熱性能を持った"ヒートギア"を選びましょう。アンダーシャツには保温性能を持つ"ウォームギア"製品も存在しますので注意してください。

 ちなみに、アンダーシャツと書いていますが、今回購入したミズノ製品においては、正確にはトレーニングウェアとなります。アンダーシャツかトレーニングウェアといった名称やメーカーによって身体へのフィット感が異なる場合がありますので、こちらもよくチェックしましょう。今回は確実な吸汗と袖口からの汗垂れ防止を意識し、よりフィット感を得られる製品を選択しました。

 余談ですが、アンダーアーマーのヒートギア性能はすさまじいらしく、冷房の効いた電車に乗り込んだ途端、とんでもなく身体が冷えました。速乾性能についてはミズノに軍配が上がるかな?といった具合です(個人の感想です)。

 なにより、吸汗速乾性能や放熱性能をより確実に得るならば、ケチってエア○ズムなんかにせず、しっかりとしたアンダーシャツを選びましょう。

 

 

 

 ということで、ここまで夏コミ有用グッズのご紹介でした。日焼け対策は疲労感の軽減にも大きく寄与すると言われています。来夏に向けてしっかりと対策を施し、怪我なく病気なく楽しく参加できるようにしたいものです。

*1:性能を保証するものではありません。より完璧に近く日焼けを防ぎたければ日焼け止めを塗りましょう