伝送不良

きょうも言葉が伝わらない。

HDDの車窓から

 現在絶賛整理中のHDDから画像を発掘、ご紹介しようという埋め合わせコーナーです。今回は小田急線車両をば。

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小田急5000形 2003.5.3撮影

 箱根登山線内(恐らく入生田駅)で収めたであろう一コマ。2012年に引退した5000形(5200形?)。いまや新5000形も登場し完全に過去の車両となった感があります。

 最後の小田急顔と言われた同形式は普段小田急線を利用しない私にとっても印象深い車両でした。今更気づきましたが、小田急の車両ってJR線に直通しない車両にも車両用信号炎管を搭載していたんですね。

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小田急9000形 2003.5.4撮影

  こちらは箱根湯本での一コマ。後ろの「サポート」の表示も懐かしいですね。先ほどの5000形の画像からも読み取れますが、この頃はまだ新宿~箱根湯本間の直通急行が走っていました。故にロマンスカーに乗らずお手軽箱根旅行…なんてのも精神的障壁が低かったように思います。

 9000形は私にとって"謎"の電車でした。その特徴的な表情然り、登場経緯の割に地上での姿しか見ていなかったり…もっとも、後者に関しては私が生まれるより前に地下鉄直通運用から撤退していましたので当たり前なのですが。この電車からは何というか、「昭和に描かれた未来予想図の不気味さ」みたいなものを感じたものです。見慣れなさもあり箱根旅行という非日常の象徴でもありました。