1日に2記事を投稿して辻褄を合わせていくスタイル。
外出を見合わせている最中、オンライン呑み会の会話中にもしきりに過去の旅行の話題が出てきまして、そんな旅行の記憶に思いを馳せてみたりしています。
2020年1月31日から2月1日にかけて京都と名古屋へ行っておりました。
主な目的はタイトルにある通りです。鉄オタ夢のはしご旅です。
京都に着くなり素敵なお出迎えが。N700S確認試験車です。
この日も絶賛試運転中…だったようですが、車両不具合で抑止を余儀なくされていたようでした。
雨の降る中、前照灯を消して静かに佇む様はどこか申し訳なさげに肩を落としているように見えたり。
そんなN700Sとは早々にお別れをして急ぎ嵯峨野線で向かったのは京都鉄博。
お目当てはこの白山色にラッピングされた489系でした。
この白山色ラッピングは「列車愛称進化論 ~名前から見る鉄道~」という企画展の開催に合わせ実施されたものでした。ラッピングに当たっては隣に展示されている581系*3とどちらがそれを纏うかを決するため投票が実施され、見事489系がその座を射止めたのでした。その上、期間中はヘッドマークを一定期間ごとに交換することも行われたのです。
私にはあまり接点がない列車が多い中、唯一接点があったのが白山でした。
かつて地元を走り抜け、記憶にもあるその列車に逢いに行かないわけにはいかなかったのです。
本館に入ると真っ先に目に入る489系の、そのあまりに懐かしい姿にとても感激してしまいました。
上から見ると絨毯の柄がスピード線のように見え、現役当時の本線上を疾走する姿を想起させます。素敵すぎます。
北陸新幹線*4の開通まではこの列車が我が地元を過ぎ碓氷峠を越え、北陸路へと駆け抜けていったのです。
ヨコカル*5を通過することを許された車両である証、Gマーク*6もしっかり再現されています。
同じフロアに並ぶ500系、581系と。500系にも500 TYPE EVAラッピングやハローキティラッピングが施された実績がありますから、ぜひ581系にもその機会を与えてあげて欲しいものです。願わくば晩年のきたぐに色に…。
今回のような展示企画など、他の博物館にはない柔軟性が京都鉄博の魅力ですのでぜひ今後も充実させていって頂きたいところです。
ちなみにこの時、JR四国の志国高知幕末維新号が特別展示されていました。”脱藩”…いいセンスです。
はりまや橋まで再現するお茶目さ。さすが”すまいるえきちゃん”を生み出したJR四国さんやで…。
【2号車】へ続く